内引き対策について
内引きとは「内なる万引き」のことで、従業員による不正行為・商品や金銭の着服を指します。
最近では万引きよりも「内引き」の対策に力をいれている店舗もございます。
実際に、どちらかと言えばリスクが大きい万引きよりも、その店舗内を知っている者が実行する内引きの方が効率良く、証拠を隠滅できるパターンも多く、また見分けが付きにくいので、内引きの被害が問題になっているケースが多くなっています。
内引き被害のポイント
1.責任者の不在が多い店舗
コンビニやファミリーレストラン等の24時間営業の店舗では責任者や不在になる場合もございます。そのスキを狙った内引きや、大型の店舗等で責任者の死角を利用した内引きが多いのも事実です。その状況では商品や金銭の着服も容易に行えます。
2.簡単に実行できる
どの店舗でも100%のスキのない状況はございません。まして、働いている従業員からすれば、どの時間にどのタイミングで実行すればバレないと計算されているはずです。従業員1人にたいして密着して監視することなど出来ないので、万引きや他の犯罪に比べても確実に容易に事を済ませることが可能な事実は火を見るよりあきらか。
3.見分けがつきにくい
実際に内引きが発生したところで証拠がなければ内引きと判断されることはございません。商品が足りなければ、万引きされた、在庫の確認ミス、場合によっては仕入業者のミス等にすり替えられるケースもございます。金銭の着服もレジの打ち間違いやミス等になっている事は多く存在します。
4.犯罪意識の低さ
あるコンビニの話では、先輩に教えられて実行したケースが多く、従業員の中では「常識」となっていた。「皆やっててあたりまえ」この犯罪に対しての事の重大さを理解していない従業員が多く存在していることを知っておく必要がございます。中でも多くのアルバイト店員が働く環境では日常茶飯事となっている事も決して少なくはありません。

内引き対策の防犯カメラ
内引きを無くすために犯人を特定する事も重要ですが、人材不足の為、犯人を見つけてもクビに出来ない現状の店舗が多く、店舗側が注意するに止まる場合もございます。弊社では、内引きの証拠を「探す・見つける」ではなく、「内引きが出来ない」環境作りをご提案いたします。そこで重要になる防犯機器が防犯カメラ・監視カメラです。環境改善し、内引き抑止を徹底した店舗を目指し、利益向上を図りましょう。

内引き対策 防犯カメラの設置目的
防犯カメラ・監視カメラは犯罪を威嚇・抑止する効果がある防犯機器で、レコーダーも設置し、しっかりと記録する事も重要です。
従業員に、しっかりと監視していることを意識させるだけで大きくちがいます。また、万一不正が発覚しても、記録されていれば早急に手を打つ事も可能です。
また、万引きの対策・防犯対策と平行してできるので防犯効果も大きく期待できます。まずは、監視していることを意識させ、次に内引きによってどれだけ売上げ・利益に差が出るかを認識させ、二度とそういった行為をさせないと言う目的で、内引き対策として防犯カメラ・監視カメラの設置をおすすめいたします。
内引き対策 防犯カメラの設置場所
防犯カメラ・監視カメラの設置場所は慎重に選んでいただきます。弊社でも内引き対策としての設置は、各店舗によって重要なポイントが異なる為、経営者様・ご担当者様と入念な打合せを行います。
例えば、金銭の着服の抑止を希望されている店舗様ではレジ付近を徹底して監視できるポジションにカメラを設置します。この場合、従業員の監視や釣銭の受け渡しのミスも確認できるので効果的です。
また、場合によっては従業員が使用するバックルームに設置する場合もございます。最近では多くなっていますが、バックルームを監視する目的は半分で、もう半分はバックルームにまでカメラを設置し、内引き対策を徹底している事を強く意識させ、従業員の内引き抑止効果も狙います。
監視映像のモニタリングにも工夫が必要です。バックルームにて、監視映像のモニターを見える位置に設置し、監視を意識させることも抑止の方法ですが、あえてモニターは設置せず、どの部分を監視しているかを判断させない(死角を知らせない)方法もございます。モニタリングの有無も、しっかり考慮し、内引きを抑止する最善の対策を築きます。

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